建築家隈研吾氏に、JR予土線圏域の明日を考える会の会員になっていただくとともに、会の総合アドバイザーに就任していただきました。

昨年11月、隈研吾氏にJR予土線に体験乗車いただき、列車からの景色をご覧いただくとともに、周辺地域を視察いただきました。

当日は、早朝7時24分発の宇和島駅発の予土線に乗車、近永駅まで田園風景を車窓からご覧いただいた後、近永駅、商店街、北宇和高校、好藤小学校などを視察いただきました。特に、北宇和高校での馬術部の高校生の練習風景、好藤小学校から望む里山の景色に大変感激されていました。

その後、松野町に移動、正木酒造など松丸の街並みを歩いてご覧いただき、芝不器男記念館を視察、記念撮影をいたしました。

再び、松丸駅から予土線にご乗車いただき、途中江川崎駅からは十川駅まではトロッコ列車でトンネルと鉄橋の連続する四万十川の景色をご覧いただきました。

帰路はJRの便がないため、自動車を使いましたが、途中いくつかの名所に立ち寄ることができました。特に半家天満宮とそこから見える半家沈下橋には大変御興味を示され、実際に歩いて渡りました。

最後に、道の駅森の三角ぼうしでは鬼北特産のキジ肉メニューの昼食をお取りいただき、ご視察を終わりました。

午前中だけの駆け足の視察で短い時間でしたが、訪れたそれぞれの地域の方々と交流することができました。予土線とその沿線にはこれから高い可能性と将来性があるという感想をいただき、協力をお約束いただきました。

それを受け、今回は上甲マネージャーが東京の青山にある隈研吾建築都市設計事務所にお伺いして、正式に会への入会と併せて、会の総合アドバイザー就任となりました。

今後、隈研吾氏には、総合アドバイザーとして予土線圏域を元気にするためのグランドデザインづくりをはじめ、予土線各駅のイメージアップ、宿泊や交流施設の整備などの提案や、地元での講演やワークショップへの参加など、様々な協力をお願いする予定です。

 

建築家隈研吾氏に、JR予土線圏域の明日を考える会に入会いただき、併せて総合アド
バイザーに就任いただきました。(東京青山の隈研吾建築都市設計事務所にて)

 

愛媛県立北宇和高等学校の馬術部を視察いただきました。

 

松野町の芝不器男記念館を視察いただきました。

 

 

JR予土線のトロッコ列車に乗車され、四万十川をご覧になっている隈先生。

 

四万十市西土佐半家にある半家天満宮を視察いただきました。

 

半家天満宮を視察される隈先生。

 

半家天満宮境内から望む半家沈下橋。
毎年11月8日の秋祭りには、牛鬼や五ツ鹿がこの橋を練り歩きます。

 

 

道の駅森の三角ぼうし鬼のモニュメント前にて視察を終了しました。